「ソングラインを旅する」 Powered By ETC [ 英会話プライベートレッスン ]

 

ブルース・チャトウィンふとしたきっかけで、ある人のことが心に残り、その人のことを深く知りたくなることがあります。

彼らがどう死んでいったのかというエピソードは、彼らがどう生きていたのかという興味に変わり、彼らが愛した場所を訪ね、彼らが旅をした風景を見て、彼らの息遣いに自分自身の呼吸を重ね合わせ、彼らの心を感じてみたくなるのです。この世に遺して行っていった彼らの想いがそうさせているのかもしれない、とさえ思うことがあります。

そして、僕は今ブルース・チャトウインという人に出会ってしまったのです。

僕は彼の遺作である『Songlines』を、原書(翻訳本は絶版)で読んでいくことにしました。 日本語訳をサポートしてくれるのは、ETCが紹介してくれたヘルナンデス先生。

他界する二年前に、ブルースが旅したオーストラリア。彼が『Songlines』に書き残してくれた足跡を、僕が辿って行く。 その過程をここに書き溜めて行きます。

 

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2006年07月06日

音楽が人間をつくった

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何度かこの箇所を、読み直しました。

なぜなら、ここにアボリジニにとっての「音楽」、そして「ソングライン」
の意味が記されていると感じたからです。


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Aborignals could not believe the country existed until they could
see and sing it - just as, in the dreamtime, the country had not
existed until the Ancestros sang it.

アボリジニ達は、彼らがそれを見て、歌うまで、その世界が存在していると
は考えない。

ちょうど、世界がまだ彼らの夢の中にだけあったころ、先人達がそれを歌う
まで、この世界は実在しなかったように。

                 『The Songlines』(14ページ)
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そして今日、『地球交響曲第六番』の予告篇をナレーションを聴いて驚きま
した。


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最近のめざましい科学の進歩によって、ミクロの原子から大銀河まで、この
宇宙の全ての存在は、それぞれに独自の“音楽”を奏でていることが分かっ
てきました。

  「人間が音楽をつくる以前に、“音楽”が人間をつくった」

という宇宙物理学者もいます。

                 『地球交響曲第六番』予告篇より
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この宇宙物理学者は、まさに、アボリジニの『ソングライン』伝説と
まったく同じことを言っているのではないでしょうか。


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SONGLINES』はETCからご紹介いただいたHernandez先生(渋谷区外苑前)と一緒に読み進めています。