「ソングラインを旅する」 Powered By ETC [ 英会話プライベートレッスン ]

 

ブルース・チャトウィンふとしたきっかけで、ある人のことが心に残り、その人のことを深く知りたくなることがあります。

彼らがどう死んでいったのかというエピソードは、彼らがどう生きていたのかという興味に変わり、彼らが愛した場所を訪ね、彼らが旅をした風景を見て、彼らの息遣いに自分自身の呼吸を重ね合わせ、彼らの心を感じてみたくなるのです。この世に遺して行っていった彼らの想いがそうさせているのかもしれない、とさえ思うことがあります。

そして、僕は今ブルース・チャトウインという人に出会ってしまったのです。

僕は彼の遺作である『Songlines』を、原書(翻訳本は絶版)で読んでいくことにしました。 日本語訳をサポートしてくれるのは、ETCが紹介してくれたヘルナンデス先生。

他界する二年前に、ブルースが旅したオーストラリア。彼が『Songlines』に書き残してくれた足跡を、僕が辿って行く。 その過程をここに書き溜めて行きます。

 

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2006年05月08日

ラズロー博士の言葉に重なってゆく

ラズロー博士の言葉に重なってゆく
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アルカディは説明を続けた。アボリジニの先人は国中を旅しながら、彼が歩
いた跡には言葉と音符を残していったこと、そして、この「ソングライン」
は遠く離れた別の種族たちと連絡を取り合うための手段として、現在もこ
の大地に張り巡らされていることを。

「歌は地図であり、方向探知機でもあったんだ。もし君がこれらの歌を知っ
ていれば、いつでも君は、この国中の道程がわかるのかもしれないね。」
(アルカディ)

                    『ソングライン』13ページより
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 A Song was both map and direction-finder.

遥か昔、先人達がオーストラリアのいたるところに残していってくれたもの。
目には見えないけれども、その歌にアクセスすることができれば…

「ソングライン」は、『地球交響曲第五番』のアルビン・ラズロー博士の
「宇宙は記憶を持っている」という考えと、同じことを言っているのではと思
いました。

 The universe has memories.

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一度生まれた情報は量子エネルギー場に痕跡を残し決して消え去らない。
過去に起こった全ての出来事は、今、現在もここにありその痕跡にアクセス
する方法さえ知っていれば現在に甦らせることができる。過去は今も生きて
いる、ということでです。

             アルビン・ラズロー『地球交響曲第五番』より
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オーストラリアの先住民の神話が、ハンガリーの物理学者の理論に重なって
くのを感じながら、久々に熱い読書の日々を送っています。

ますます『ソングライン』にはまっています。(^-^)


Links

SONGLINES』はETCからご紹介いただいたHernandez先生(渋谷区外苑前)と一緒に読み進めています。