「ソングラインを旅する」 Powered By ETC [ 英会話プライベートレッスン ]

 

ブルース・チャトウィンふとしたきっかけで、ある人のことが心に残り、その人のことを深く知りたくなることがあります。

彼らがどう死んでいったのかというエピソードは、彼らがどう生きていたのかという興味に変わり、彼らが愛した場所を訪ね、彼らが旅をした風景を見て、彼らの息遣いに自分自身の呼吸を重ね合わせ、彼らの心を感じてみたくなるのです。この世に遺して行っていった彼らの想いがそうさせているのかもしれない、とさえ思うことがあります。

そして、僕は今ブルース・チャトウインという人に出会ってしまったのです。

僕は彼の遺作である『Songlines』を、原書(翻訳本は絶版)で読んでいくことにしました。 日本語訳をサポートしてくれるのは、ETCが紹介してくれたヘルナンデス先生。

他界する二年前に、ブルースが旅したオーストラリア。彼が『Songlines』に書き残してくれた足跡を、僕が辿って行く。 その過程をここに書き溜めて行きます。

 

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2006年04月29日

名前の由来は「曲がりくねった道」

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ブルース・チャットウインは子供の頃、自分の苗字はアングロサクソン語で、
"曲がりくねった道"(=Chettewynde)という意味だったということを、大おばの
ルスおばさんからから教えられます。

ブルースはそれまで、ルスおばさんからたくさんの詩、特に"旅の詩"を読ん
でもらっていました。また、実際に、おばさんに連れられ、夏の間中アイル
ランドの隅々まで旅していたブルースは、「自分の名前」と「詩」、そして
「道」には何か不思議な繋がりがあるに違いない、と思うようになります。


そう言えば、僕も子供の頃、父に自分の名前(本名は浩文)の由来を尋ねた事
があります。


 「"浩"は、浩宮さまが生まれたとしだから"浩"。」(父)

 「"文"は…、お父さんは俳句を詠むのが好きだからなあ…。
  だから"文"にしたんだ。」(父)


同学年に"浩"とつく名前の子がやたらと多いことをちょっと不服に思いなが
らも、 "文"と付けてくれたことに、将来自分が何か"文"を書くことに関わっ
て行く事ができるのではないだろうかと感じ、少し嬉しい気持ちになったこ
とを覚えています。


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SONGLINES』はETCからご紹介いただいたHernandez先生(渋谷区外苑前)と一緒に読み進めています。