「ソングラインを旅する」 Powered By ETC [ 英会話プライベートレッスン ]

 

ブルース・チャトウィンふとしたきっかけで、ある人のことが心に残り、その人のことを深く知りたくなることがあります。

彼らがどう死んでいったのかというエピソードは、彼らがどう生きていたのかという興味に変わり、彼らが愛した場所を訪ね、彼らが旅をした風景を見て、彼らの息遣いに自分自身の呼吸を重ね合わせ、彼らの心を感じてみたくなるのです。この世に遺して行っていった彼らの想いがそうさせているのかもしれない、とさえ思うことがあります。

そして、僕は今ブルース・チャトウインという人に出会ってしまったのです。

僕は彼の遺作である『Songlines』を、原書(翻訳本は絶版)で読んでいくことにしました。 日本語訳をサポートしてくれるのは、ETCが紹介してくれたヘルナンデス先生。

他界する二年前に、ブルースが旅したオーストラリア。彼が『Songlines』に書き残してくれた足跡を、僕が辿って行く。 その過程をここに書き溜めて行きます。

 

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2006年04月27日

ドリームタイムを日本語で言うと…

Songlines

『ソングライン』の最初の登場人物、そしてブルース・チャットウインと共に
オーストラリアを旅し、彼とアボリジニの掛け橋(?)となってゆくのは、アルカ
ディという33歳のロシア系オーストラリア人。舞台はアリススプリング。

アルカディは教師時代に知ったアボリジニの神話に心を打ち抜かれて以来、
アボリジニから見聞きしたこと全てを精力的に書き留め、学びます。やがて
彼らの言葉を話す様になり、アボリジニからの信頼を得て行きます。

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 オーストラリアには、目はに見えない複数の道が迷路の様に張り巡らされ
ている。

 西欧人は、それを「ドリーミング・トラック」、または「ソングライン」
と呼び、アボリジニは「先人達の足跡」、そして「破ってはいけない約束事
を刻んだ道」と呼んでいる。

 アボリジニの神話はこう語っている。

 先人達は、この宇宙がまだ彼らの夢の中でしか存在していなかった時代に、
大地を歩き続け、その途中で出会ったすべての物たちの名前を歌にして力を
込めて歌った。

 鳥、動物、木、岩、池…

 歌はこの世界に、実際の姿と形、そして命を与えていった。

                         『ソングライン』(2pageより)
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アルカディの現在の仕事はアボリジナル土地権利法(The Land Righat Act)
のもと、本来の土地所有者がだれであったを調査して行くこと。


ところで、この"Dreamtime"を日本語訳するのは難しいですね。(^^; 

本によっては「夢見(ゆめみ)の時代」と訳したり、そのまま「ドリーム・タ
イム」だったりするけど、ぴんとこない、ウィキペディアの説明を読んでも、
深すぎてまだ言葉に置き換えられないなあ。

ということで、まずは直感的にこんな言葉に置き換えてみました。


Dreamtime

 ━━ この宇宙がまだ先人達の夢の中でしか存在していなかった時代


きっと、『ソングライン』を読み進める過程で、この訳が微妙に変わってゆ
く行くのかもしれませんね。

Links

SONGLINES』はETCからご紹介いただいたHernandez先生(渋谷区外苑前)と一緒に読み進めています。