「ソングラインを旅する」 Powered By ETC [ 英会話プライベートレッスン ]

 

ブルース・チャトウィンふとしたきっかけで、ある人のことが心に残り、その人のことを深く知りたくなることがあります。

彼らがどう死んでいったのかというエピソードは、彼らがどう生きていたのかという興味に変わり、彼らが愛した場所を訪ね、彼らが旅をした風景を見て、彼らの息遣いに自分自身の呼吸を重ね合わせ、彼らの心を感じてみたくなるのです。この世に遺して行っていった彼らの想いがそうさせているのかもしれない、とさえ思うことがあります。

そして、僕は今ブルース・チャトウインという人に出会ってしまったのです。

僕は彼の遺作である『Songlines』を、原書(翻訳本は絶版)で読んでいくことにしました。 日本語訳をサポートしてくれるのは、ETCが紹介してくれたヘルナンデス先生。

他界する二年前に、ブルースが旅したオーストラリア。彼が『Songlines』に書き残してくれた足跡を、僕が辿って行く。 その過程をここに書き溜めて行きます。

 

« モレスキンという手帳 | メイン | ドリームタイムを日本語で言うと… »

2006年04月25日

「あら、仁さん」

Carla Hernandezタ霏ク

表参道を青山方面に向かって歩き、オリエンタルバザーの手前の道を曲がっ
て少し行った所に、樹齢50歳くらいの桜の木があります。カーラ先生(写真右)
の自宅は、その桜の木の下にありました。

カーラ・ヘルナンデス(Carla Hernandez)。ETCが紹介してくれた英会話プラ
イベートレッスンの先生です。スペイン国籍、在日18年目。フリーで写真を
撮る傍ら、NHK文化センターでスペイン語を教え、英語講師の経験も長い
とのこと。

ETCに『ソングライン』を一緒に読んでくれる先生を探して下さいとお願いし
たところ、すぐに、三名の候補者を紹介してくれました。代々木八幡に住む
ジャーナリスト、以前TokyoPros.のイベントに来てくれた英国人の先生、そ
して、写真家の彼女。

英国人のチャットウインが書いた本を、日本人の僕が読んで行く過程で、も
う一つ別の国の目を通して見た『ソングライン』も感じてみたかった。そう
することで、少し複雑になるけど、三次元的な広がりが生まれる予感がしま
した。僕は、スペイン国籍のカーラ・ヘルナンデス先生にお願いすることに
したのです。

第一回目の授業は、お互いの紹介。

僕は、TokyoPros.のチラシをめくりながら、今までの活動を説明しました。
すると、彼女は一枚の写真を指差してこう言ったのです。

「あら、仁さん」

彼女はポール・スポング博士の活動をサポートしているそうで、その活動を
通して龍村仁さんとは何度も面識があるとのこと。

http://www001.upp.so-net.ne.jp/OSS/

「ジャック・マイヨールは何故自殺したのかしら?」

数年前、僕がジャックの友人、知人に繰り返していたのと同じ質問を、今度
は彼女からされことに少し戸惑いながら、「龍村さんはこう言ってました」
と、龍村さんが思うジャックの自死の理由を伝えました。

「なぜ『ソングライン』を読みたいと思ったの?」

彼女が受け持つ幾人かの生徒には、彼女がカリキュラムを作って提供してい
るとのこと。授業の題材について、生徒側から提案があったのは今回が初め
てとのことで、とても興味を示し、喜んでくれていました。

僕の『ソングライン』を巡る旅、まずは一人目の旅の友です。(^-^)

Links

SONGLINES』はETCからご紹介いただいたHernandez先生(渋谷区外苑前)と一緒に読み進めています。