「ソングラインを旅する」 Powered By ETC [ 英会話プライベートレッスン ]

 

ブルース・チャトウィンふとしたきっかけで、ある人のことが心に残り、その人のことを深く知りたくなることがあります。

彼らがどう死んでいったのかというエピソードは、彼らがどう生きていたのかという興味に変わり、彼らが愛した場所を訪ね、彼らが旅をした風景を見て、彼らの息遣いに自分自身の呼吸を重ね合わせ、彼らの心を感じてみたくなるのです。この世に遺して行っていった彼らの想いがそうさせているのかもしれない、とさえ思うことがあります。

そして、僕は今ブルース・チャトウインという人に出会ってしまったのです。

僕は彼の遺作である『Songlines』を、原書(翻訳本は絶版)で読んでいくことにしました。 日本語訳をサポートしてくれるのは、ETCが紹介してくれたヘルナンデス先生。

他界する二年前に、ブルースが旅したオーストラリア。彼が『Songlines』に書き残してくれた足跡を、僕が辿って行く。 その過程をここに書き溜めて行きます。

 

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2006年05月09日

えっ、そこって笑うとこ?

・ロ・・皈ケ

えっ、そこって笑うとこ?

ヘルナンデス先生との英会話のプライベートレッスンは、こんなふうに進んでいます。

1)僕が「ソングライン」を声を出して読む。
2)先生が、発音、イントネーション等、気になる部分を直してくれる。
3)区切りの良い所で止まり、わからない箇所を質問する。
4)読んだ部分に対するお互いの感想、考えたことなどについて話し合う。


さて、先週のレッスンの時でした。
僕は、下記の部分の意味がわかりませんでした。

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理論的には、オーストラリア全土は、楽譜に置き換えることができたんだ。
この国の岩も入江も、歌として歌えないもの、歌われなかったものは、全く
といっていいほど存在しないんだ。

もしかしたら、誰かが、苦労するかもしれないけど、「ソングライン」を"イ
リダスとオデッセイのスパゲッティ"として、映像化すべきなのかもしれない。

                    『ソングライン』13ページ
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そして、ヘルナンデス先生は、「イリダスとオデッセイのスパゲッティ」の部分で笑ったのです。まさに、僕がわからなかった部分でした。僕がわからない部分が、笑うところだったみたい。 ちょっと悔しい。(^^;

 「じゃあ、"イリダス"と"オデッセイ"は、来週までの宿題ね。」
  (ヘルナンデス先生)

「イリダス」、「オデッセイ」は、ギリシアの詩人ホメロスが書いた英雄叙事詩。それが、スパゲティーのように絡み合って…???

西欧人にとってのギリシア神話とは、どんな意味を持つのでしょう。

そして、アイルランド人にとってのケルト神話、アボリジニとってのソングライン、そして、今の僕を知らず知らずのうちに形作っている何か。

それは、各々の国の人々の奥底に地下水のように静かにそこにあって。

でも、その地下水は、実は、もっと深い部分で全てが大きな海のように繋がっていて…

タフで面白い宿題がでてしまいました。(^^;

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SONGLINES』はETCからご紹介いただいたHernandez先生(渋谷区外苑前)と一緒に読み進めています。