「ソングラインを旅する」 Powered By ETC [ 英会話プライベートレッスン ]

 

ブルース・チャトウィンふとしたきっかけで、ある人のことが心に残り、その人のことを深く知りたくなることがあります。

彼らがどう死んでいったのかというエピソードは、彼らがどう生きていたのかという興味に変わり、彼らが愛した場所を訪ね、彼らが旅をした風景を見て、彼らの息遣いに自分自身の呼吸を重ね合わせ、彼らの心を感じてみたくなるのです。この世に遺して行っていった彼らの想いがそうさせているのかもしれない、とさえ思うことがあります。

そして、僕は今ブルース・チャトウインという人に出会ってしまったのです。

僕は彼の遺作である『Songlines』を、原書(翻訳本は絶版)で読んでいくことにしました。 日本語訳をサポートしてくれるのは、ETCが紹介してくれたヘルナンデス先生。

他界する二年前に、ブルースが旅したオーストラリア。彼が『Songlines』に書き残してくれた足跡を、僕が辿って行く。 その過程をここに書き溜めて行きます。

 

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2008年11月02日

狂気の女神Lyssa(リッサ)

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Lorenz's 'militant fighting enthusiasm' is a description of lyssa.

The Songlines』217ページ
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このlyssaの訳し方がわかりませんでした。

Lyssa = ギリシャ神話の狂気の女神。

アクタイオンが50頭の猟犬を連れて山で狩をしていると、偶然女神アルテミ
スの入浴中の裸体を目撃してしまいます。アルテミスは処女神、純潔の女神。

激怒したアルテミスは、アクタイオンの姿を鹿に姿を変え、彼が連れてきて
いた猟犬に食い殺させてしまいます。

この猟犬を狂わせたのが女神リッサ(lyssa)といわれています。

アルテミス

でも、この女神リッサの意味で使われているとしたら、Lssyaとなるはずなのですが、文中はlyssa。

オンライン辞書によると

lyssa - an acute viral disease of the nervous system of warm-blooded animals (usually transmitted by the bite of a rabid animal); rabies is fatal if the virus reaches the brain


狂犬病の病原菌ということかな。

ひとまず、こんな風に訳してみました。
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Lorenz's 'militant fighting enthusiasm' is a description of lyssa.

ローレンツが書いている「戦場における人間の狂気」とは、人々を狂わせる血のことなのだ。

『The Songlies』217ページ
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ギリシャ神話は奥深いですね。登場する神ひとつひとつが、人間の持つ正確、特性、長所、短所などを表す例えとして使われているようですね。

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SONGLINES』はETCからご紹介いただいたHernandez先生(渋谷区外苑前)と一緒に読み進めています。