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    <title>The Songlines・『ソングライン』を旅する</title>
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    <title>モレスキンに綴られたメモ</title>
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    <published>2007-08-26T17:05:41Z</published>
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    <summary> しばらくこちらのブログを更新してませんでした。でも、引き続き 「Songlin...</summary>
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        <![CDATA[<img alt="チャトウィンとモレスキン" src="http://www.tokyopros.com/songlines/images/img_c_artists_chat01.jpeg" width="120" height="140" align="right"/>
しばらくこちらのブログを更新してませんでした。でも、引き続き
「Songlines」は読んでいますよ。

p163からp231まで、以前にもこちらのブログにも書いたけど、チャットウイ
ンがモレスキンという手帳につづった彼自身のメモが、そのまま記載されて
います。

<a href="http://www.tokyopros.com/songlines/post_1.html">http://www.tokyopros.com/songlines/post_1.html</a>

この内容が濃くって、濃くって。
ということで、しばらく気になった言葉、一単語ずつ（？）、ブログに書い
てゆきますね。

さて、チャトウィンがオーストラリアに旅立つ数ヶ月前、モレスキン手帳が
非常に手に入りにくくなったことを入手先だったフランスの文具店より聞か
されます。一社だけ、細々と取り扱っているところがあるらしいけれど、
とても連絡が取りにくいとのこと。

　　「100冊注文するよ」（チャトウイン）

　　「100冊あれば、僕の一生はそれで足りるだろう」（チャトウイン）


その日の午後、文具屋のオーナーより、同社は既に経営権を移譲してしまっ
た。モレスキンの工場はすでに閉鎖されたと聞かされます。


______________________________________________________________

　She removed her spectacles and , almost with an air of mouring, said,
　"Le vrai moleskine n'est plus.'

　彼女は眼鏡をはずし、悲しみに沈んだ声でこういった
　？？？？？？
______________________________________________________________


おっと、"Le vrai moleskine n'est plus.'はフランス語ですね。

スペイン人のヘルナンデス先生も、わかりませんでした。

そこで、とても便利なサイトを見つけました。

<a href="http://babelfish.altavista.com/translate.dyn" target="_blank"><img alt="babel.gif" src="http://www.tokyopros.com/songlines/images/babel.gif" width="140" height="112"/></a>

英、仏、伊、独、西、ギリシャ、ポルトガル、韓…　のオンライントランス
レータです。

このサイトの「仏⇒英」の機能を使ってみると

"Le vrai moleskine n'est plus.'

は、
    
"Truth moleskine is not any more. "

でした。

 
 ______________________________________________________________

　"Le vrai moleskine n'est plus.'

　もう、本物のモレスキンを手にすることは
　二度と出来なくなってしまったわ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　 「Songlines」(161ページ)

______________________________________________________________

こんな感じかな。
　

]]>
        
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    <title>ポッドキャスティング収録</title>
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    <published>2007-01-16T04:34:11Z</published>
    <updated>2007-01-16T04:37:04Z</updated>
    
    <summary> 昨日は1月末から始まるRadioETCの収録のため、Shaw先生の英会話プラ ...</summary>
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        <![CDATA[<a href="http://www.tokyopros.com/songlines/images/IMG_3726_1.html" onclick="window.open('http://www.tokyopros.com/songlines/images/IMG_3726_1.html','popup','width=640,height=480,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.tokyopros.com/songlines/images/IMG_3726_1-thumb.jpg" width="140" height="105" alt="Shaw先生作" align="right" /></a>

昨日は1月末から始まる<a href="http://aoki.com/etc/25podcast/">RadioETC</a>の収録のため、Shaw先生の<a href="http://aoki.com/etc/">英会話プラ
イベートレッスン</a>にお邪魔しました。前回のビデオ撮影に加え、今回もなか
なか楽しいレッスンが収録できました。

Shaw先生はとってもまめな方で、ご自分でアップルパイをこしらえたり
ベランダのプランターを作られたり。

この玄関のステップも先生が作られたんですよ。

素敵ですね。]]>
        
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    <title>野施行(のせぎょう)</title>
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    <published>2007-01-08T16:50:39Z</published>
    <updated>2007-01-09T12:55:19Z</updated>
    
    <summary> 『The Songlines』の中に、アーネスト・トンプソン・シートンの『ティ...</summary>
    <author>
        <name>Hiro</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.tokyopros.com/songlines/">
        <![CDATA[<a href="http://www.tokyopros.com/songlines/images/IMG_3677_1.html" onclick="window.open('http://www.tokyopros.com/songlines/images/IMG_3677_1.html','popup','width=480,height=640,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.tokyopros.com/songlines/images/IMG_3677_1-thumb.JPG" width="140" height="186" alt="こんこんさん" align="right"/></a>

『The Songlines』の中に、アーネスト・トンプソン・シートンの『ティートー
知恵のついたコヨーテの話し』（原題：『Coyotito』）について書かれてい
る部分があります。

人間に捕まり、虐待されたコヨーテが、ある日死んだふりをして逃げ出しま
す。そして、森に戻り、人間の世界で学んだコヨーテたちを危険にさらすも
の、つまり、武器、わな、毒などについて、仲間に教えて行きます。やがて
コヨーテたちは知恵をつけ、人間の狩猟にかかりにくくなり、絶滅するこな
く、今の時代も生息しつづけている、という物語です。

本を読んで、とても違和感を感じたのは、シートンが、コヨーテの賢さを賞
賛する一方で、物語に登場する人間をみな、醜く愚かで残忍で救いようのな
い生き物として書いていることでした。彼の人に対する憎しみのようが感じ
られたのです。

たとえば、オオカミ捕りのジェークはいつも二日酔いで、短気で、だらしな
く、オオカミに懸けられた賞金のことばかりを考えていました。

牧場主の子供、リンカーン少年は、コヨーテを相手に投げ縄の練習をし、大
型のわなを試し、毒餌を与えみるなど、好奇心のままに、コヨーテをいたぶ
ります。


「人間は、自分たちの欲望を満たすために、動物たちの命のみならず、この
地球自体を破滅に追いやろうとしている」


この考え方、頭では理解できるとしても、こう思いながら人間として生きて
行くのは正直つらいです。

もっと、人間と動物がまぐあえる、お互いの命の中間にある落とし所のよ
うな在り方はないのでしょうか。


　　　　　　　　　 --- ☆ --- ☆ --- ☆ ---


かつて日本には野施行(のせぎょう)という庶民の習慣があったそうです。

冬の間は狐や狸が飢えているので、施行すると応報があるといって、狐塚や
狐穴に赤飯や油揚げなどをお供えして廻ったそうです。

僕の大好きな藤山寛美さんのお芝居『笑説 吉野狐』にも、この野施行が登場
します。


主人公の島三郎は商売に失敗し、親から勘当されてしまいます。川に身を投
げようとしていたとき、通りすがりの男性に助けられ、その男性の勧めでう
どん屋を始めます。

すると、かつて島三郎が一方的に思いを寄せていた美しい女性、吉野が訪ねて
きます。吉野は島三郎のところに嫁がせてほしいと迫ります。しかも、今ま
でに自分が働いて稼いだ貯金と一緒に。

二人はめでたく結婚。美人の女将がいるということもあり、うどん屋は大繁
盛。でも、実はこの吉野はかつて島三郎が助けた狐の化身。店に本物の吉野
が来て、ばれてしまいます。


島三郎：「お前はいったい何じゃ。
　　　　　何や言え、言え、言わんのか」

吉　野：「まことのことを申し上げます
　　　　　ころは今年の如月(きさらぎ：陰暦で二月)の
　　　　　寒風激しく降り積もる雪の大和は吉野山。
　　　　　麓の野辺に住まいうる私こそ、無官の狐でございます。
　　　　　親子五匹がひもじさに、難事をいたすそのおりに
　　　　　お恵みありし小豆飯、油揚げもろともちょうだいなし
　　　　　親子五匹の命助かり、せめてご恩にむくいんと
　　　　　吉野の君の姿を借り、あなた様を訪ねてまいったのでございます。」

島三郎：「思い出した！　思い出した！
　　　　　そうか、あの時、吉野へ野施行やろうと言うて、
　　　　　小豆飯、油揚げ炊いて、それもって弁当作り、
　　　　　大和路さして吉野へ行った。

　　　　　その時に、にわかに空が掻き曇り、
　　　　　こりゃあ嵐になる、はよ戻れと
　　　　　持ってきた弁当をその場に投げ捨て。

　　　　　わしらが帰ったその後で、
　　　　　腹減らしたお前達が、親子が命ながら得た。
　　　　　その礼に、吉野の姿を借りて、恩返しにきてくれたのかあ。」


自分が恋した女性に化け、しかもお金まで持って恩返しに来てくれる。
なんとも艶っぽくしおらしく、人心を心得た狐なのだろう。


　　　　　　　　　 --- ☆ --- ☆ --- ☆ ---


もしかしたら、あなたのそばにいて、いつもあなたを助けてくれている優し
いその人は、あなたがかつて愛でた子犬、もしくは大切に育てた草木かもし
れません。

ためしに、聞いてみたらどうだろうか。

　「お前はいったい何者じゃ。」

いや、やはり、聞かずにおきましょう。

そのかわり、感謝の気持ちをこめて、そっと赤飯と油揚げをお供えしましょ。




◆参考
・『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2F%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2588%25E3%2583%25B3%25E5%258B%2595%25E7%2589%25A9%25E8%25A8%2598%25E3%2580%25883%25E3%2580%2589%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25A9%25E3%2583%2583%25E3%2582%25B0-%25E3%2582%25AF%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2588%25E3%2583%258D%25E3%2583%25BC%25E5%25B1%25B1%25E3%2581%25AE%25E7%2589%25A1%25E3%2583%2592%25E3%2583%2584%25E3%2582%25B8%25E3%2581%25BB%25E3%2581%258B-%25E3%2582%25A2%25E3%2583%25BC%25E3%2583%258D%25E3%2582%25B9%25E3%2583%2588-%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2588%25E3%2583%25B3%2Fdp%2F4036516507%2Fsr%3D1-1%2Fqid%3D1168276219%3Fie%3DUTF8%26s%3Dbooks&tag=azzurro-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211" target="_blank">シートン動物記[3]</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=azzurro-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』(アーネスト・トンプソン・シートン)
・『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2F%25E6%259D%25BE%25E7%25AB%25B9%25E6%2596%25B0%25E5%2596%259C%25E5%258A%2587-%25E8%2597%25A4%25E5%25B1%25B1%25E5%25AF%259B%25E7%25BE%258E-%25E7%25AC%2591%25E8%25AA%25AC-%25E5%2590%2589%25E9%2587%258E%25E7%258B%2590-%25E5%25B9%25B3%25E6%2588%25B8%25E6%2595%25AC%25E4%25BA%258C%2Fdp%2FB000CFWR7C%2Fsr%3D8-1%2Fqid%3D1168276319%3Fie%3DUTF8%26s%3Ddvd&tag=azzurro-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211" target="_blank">笑説 吉野狐</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=azzurro-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』(藤山寛美)
・『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2F%25E5%25BE%25A9%25E6%25B4%25BB%25E7%258F%258D%25E5%2593%2581%25E4%25B8%258A%25E6%2596%25B9%25E8%2590%25BD%25E8%25AA%259E%25E9%2581%25B8%25E9%259B%2586-%25E6%25A1%2582-%25E6%2596%2587%25E6%2588%2591%2Fdp%2F4889780130%2Fsr%3D1-18%2Fqid%3D1168276099%3Fie%3DUTF8%26s%3Dbooks&tag=azzurro-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211" target="_blank">復活珍品 上方落語選集</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=azzurro-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』(桂文我)]]>
        
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    <title>夏服のサンタと北国のオオカミ</title>
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    <published>2006-12-26T03:16:45Z</published>
    <updated>2006-12-26T05:21:47Z</updated>
    
    <summary>オーストラリアのクリスマス 若者たちが、真夏のビーチでサンタ・クロースの帽子をか...</summary>
    <author>
        <name>Hiro</name>
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        <![CDATA[<a href="http://www.tokyopros.com/songlines/images/Canis_lupus1.html" onclick="window.open('http://www.tokyopros.com/songlines/images/Canis_lupus1.html','popup','width=480,height=320,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.tokyopros.com/songlines/images/Canis_lupus-thumb.jpeg" width="140" height="93" alt="オオカミ" align="right"/></a>オーストラリアのクリスマス

若者たちが、真夏のビーチでサンタ・クロースの帽子をかぶってはしゃぎサー
フィンをしている。

サンタクロースがそもそもこの土地の民話でなかったことがよくわかる。だっ
て、もしサンタがオーストラリアにも来ていたとしたら、サンタは夏服に着
替えて、雪ぞりから砂漠を走る滑車に乗り換えていたはずだ。真夏の太陽の
下で、そんなボアのついた防寒用の帽子をかぶっていたんじゃ、頭が蒸れて
しょうがないし、岩山をそりで走らされるトナカイもたまったもんじゃない。

夏服のサンタというイメージが生まれ、浸透するほどの十分な時間が無いほ
どに、白人たちのオーストラリアでの歴史はまだ短いということだろうか。

では、僕の歴史はどうなんだろう。

曾祖父が徳島から北海道に移住する直前にエゾオオカミが絶滅している。

絶滅の主たる原因は人間。1876年から1888年まで、農作物を荒らすからとい
う理由で、エゾオオカミの駆除を賞金を出して奨励、この間に二千頭から三千
頭のエゾオオカミが捕獲されたと推定されている。

現在は、天敵だったエゾオオカミが絶滅したために、エゾシカが増え続けて
いるとの事。

 <a href="http://asahiyama.yumlg.com/2006/10/post_17.html" target="_blank">http://asahiyama.yumlg.com/2006/10/post_17.html</a>

たくさんのものを押しやった後に、僕の生がある。

______________________________________________________________

 "They'll go," Flynn said. "One day they'll have to go."

　「白人はこの土地から出てゆくことになる」
　　フリンは言った。
　「いつか、必ずこの土地から出て行くべきなんだ」
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『The Songlines』(61ページ)
______________________________________________________________


僕はここから出て、どこに行けばいいのだろう。

まだ、旅が続く。
]]>
        
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    <title>『ソングライン』第21章</title>
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    <published>2006-10-11T07:00:10Z</published>
    <updated>2006-11-04T05:37:04Z</updated>
    
    <summary> 　『ソングライン』の21章。いよいよ、一緒に旅をしていたアボリジニがブ ルース...</summary>
    <author>
        <name>Hiro</name>
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    </author>
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.tokyopros.com/songlines/">
        <![CDATA[<img alt="The Band 『南十字星』" src="http://www.tokyopros.com/songlines/images/firelight.jpg" width="140" height="140" align="right" />

　『ソングライン』の21章。いよいよ、一緒に旅をしていたアボリジニがブ
ルースのために初めて歌います。ブルースはソングラインの意味をより深く
理解し始めます。

　この章は、他の章以上に本当に美しいのです。たった一つの単語、たった
一文で、その時の人の心のありようが伝わってきます。

　ヘルナンデス先生(<a href="http://www.aoki.com/etc/" target="_blank">英語個人レッスン</a>の先生)も共感。


　「表現がとても豊富で奥深いのよね。どうしてこんな文章を書けるのか、
　　ジェラシーさえ感じるわ。」(ヘルナンデス先生)

　この章は、アボリジニのソングラインを理解するのに、とても重要な章だ
と思うので、しばらく、こじっくりと訳して行くことにしますね。（チャッ
トウインのような美しい言葉に近づくように、日本語で置き換えられるかど
うかの訓練ですね。）

______________________________________________________________

　We cleared up and went to join the old men's circle. The firelight
lapped their faces. The moon came up. We could just discern the
profile of the hill.

　We sat in silence until Arkady, judging the moment, turned to Alan
and asked quietly, in English, "So what's the story of this place,
old man?"

　僕たちは後片付けをした後、長老たちの輪の中に加わった。キャンプの炎
は皆の顔を照らしていた。月が昇り、丘の輪郭を確認することができた。

　僕たちは黙って座っていた。そのタイミングを待っていたんだ。アルカディ
はアランの方に身体を向きなおし静かに英語でこう訊ねた。
　
　「長老、話してくれないか。この場所にはどんな物語があるんだい？」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『Songlines』（105ページ）
______________________________________________________________



　アルカディ（ロシア人）は、流暢なアボリジニの言葉で彼らとコミュニケー
ションをすることができます。

　アルカディが、アボリジニに伝わるその土地の物語(歌)について、英語で
訊ねたのは、また、そのことをブルースが敢えて（asked in English）とこ
こに書いたのは、アルカディが、これから始まる彼らの儀式を、ブルースも
理解できるように、そして、そのアルカディの心遣いをブルースが確かに感
じたからですね。

　アルカディとブルースの間に信頼と共感が生まれ、互いに心が通じあい始
めたのを感じます。
　]]>
        
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    <title>池澤夏樹さんとブルース・チャトウィン</title>
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    <published>2006-10-10T07:57:04Z</published>
    <updated>2006-10-10T12:59:26Z</updated>
    
    <summary> 池澤夏樹さんが、『ブルース・チャトウィンを紹介する』というタイトルで、 書評を...</summary>
    <author>
        <name>Hiro</name>
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    </author>
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.tokyopros.com/songlines/">
        <![CDATA[<a href="http://www.tokyopros.com/songlines/images/ontheblackhill.html" onclick="window.open('http://www.tokyopros.com/songlines/images/ontheblackhill.html','popup','width=156,height=240,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.tokyopros.com/songlines/images/ontheblackhill-thumb.jpg" width="140" height="215 alt="On The Black Hill" align="right"/></a>

池澤夏樹さんが、『ブルース・チャトウィンを紹介する』というタイトルで、
書評を書かれています。

 <a href="http://www.impala.jp/bookclub/html/dinfo/10118608.html " target="_blank">http://www.impala.jp/bookclub/html/dinfo/10118608.html </a>

______________________________________________________________

書評の基本姿勢はいい本を見つけて広めることだ。とてもおもしろいのに世
間はまだ知らないというのがもっとも広め甲斐がある。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　池澤夏樹
______________________________________________________________


その通り。池澤さん、気が合います。

しかし、改めて思うと、チャトウィンの作品は10作にも満たないんですね。
 


]]>
        
    </content>
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    <title>使えます！WEBの百科事典ウイキペディア</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.tokyopros.com/songlines/web_1.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.tokyopros.com/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=2/entry_id=95" title="使えます！WEBの百科事典ウイキペディア" />
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    <published>2006-10-06T20:41:20Z</published>
    <updated>2006-10-07T19:15:05Z</updated>
    
    <summary> 　ウイキペディアは、インターネットの百科事典。そのコンテンツは、不特 定多数の...</summary>
    <author>
        <name>Hiro</name>
        <uri>http://www.tokyopros.com/</uri>
    </author>
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.tokyopros.com/songlines/">
        <![CDATA[<a href="http://www.tokyopros.com/songlines/images/Rosakakadu_ts3.html" onclick="window.open('http://www.tokyopros.com/songlines/images/Rosakakadu_ts3.html','popup','width=480,height=312,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.tokyopros.com/songlines/images/Rosakakadu_ts3-thumb.jpeg" width="140" height="91" alt="Galahs" align="right"/></a>


　<a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Main_Page" target="_blank">ウイキペディア</a>は、インターネットの百科事典。そのコンテンツは、不特
定多数の登録メンバーによって、常に新たな項目が加筆されています。
その内容と情報量は、常に更新、進化、成長を続けているようです。 

　ただ、このようなサイトの場合、注意しなければいけないのは掲載情報の
信頼性ですね。2005年、米の科学誌ネイチャーがウィキペディアとブリタニ
カ百科事典について調査を行ったところ、ウィキペディアの間違いは42項目
につき平均4箇所、ブリタニカの間違いは平均3箇所。ウィキペディアはブリ
タニカと同等の信頼性があったそうです。


　『Songlines』を読み進めるにあたって、英和辞書以上にウイキペディアに
お世話になっています。

　たとえば、"galah"という単語、英和辞書には載っていませんでした。
<a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Galah" target="_blank">ウイキペディア</a>によると、主にオーストラリアに生息するオウムの一種だそ
うです。

______________________________________________________________

　 A flock fo galahs sat perched around the rim of the tanks, several
　hundered of them, pink-crested cockatoos which flew up as we
　apporached and wheeled overhead: the undersides of their wings 
　were the colour of wild roses.

　 ガーラの群れがタンクのふちに止まっていた。ピンクのとさかを持ったオ
　ウム達は僕たちが近づくと、数百羽がいっせいに飛び立ち、僕たちの頭の
　の上を旋回していた。羽の裏側は、野生の薔薇の色をしていた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『Songlines』(104ページ)
______________________________________________________________


　ウイキペディアが便利なのは、上に掲載したこんな写真が、<a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Public_domain" target="_blank">パブリックド
メイン</a>といって、法的制約無く一般の人々が使用できるように、提供されて
いたりします。

　上の文から連想した色のイメージに、ぴったりの写真でした。
　
　それにしても、チャトウィンの文章は美しいですね。
　
　鮮やかな色が目に浮かぶんだよなあ。
　]]>
        
    </content>
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    <title>お勧め！Googleイメージで英単語検索</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.tokyopros.com/songlines/google_1.html" />
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    <published>2006-10-05T19:25:46Z</published>
    <updated>2006-10-10T07:17:08Z</updated>
    
    <summary>　 　皆さんは、もうすでに使っているんですか？ 　どうしてもわからない英単語は、...</summary>
    <author>
        <name>Hiro</name>
        <uri>http://www.tokyopros.com/</uri>
    </author>
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.tokyopros.com/songlines/">
        <![CDATA[　
　皆さんは、もうすでに使っているんですか？

　どうしてもわからない英単語は、<a href="http://images.google.co.jp/imghp?hl=ja" target="_blank">Googleイメージ</a>で検索。単語の意味をイメー
ジ画像で調べる方法。<a href="http://aoki.com/etc/column/20060629/index.html" target="_blank">前にも書きました</a>が、これってやっぱり便利ですよ。

　「えっ、それってどういうこと？」というあなた。

　または、

　「そんなの常識。だけど、君のその感動を共有してもいいよ」
というあなた。

　どうぞ、この先をお読みください。

　
　たとえは、『ソングライン』でオーストラリアの砂漠を旅する間に、著者
が何度も登場させる植物

　"Spinifex"

　辞書には載ってなくて、<a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Main_Page" target="_blank">Wikipedia</a>で見つけた説明は

______________________________________________________________

 - Spinifex is any species of grass, perennial Australian grasses,
   growing in arid regions and having awl-shaped, pointed leaves. 

　　一年中生育するオーストラリア特有の草
　　砂漠地で育ち、きりのような尖った葉を持つ
______________________________________________________________


とのことです。

　なんとなく、わかったような、わからないような。


　で、これをGoogleイメージで検索するんです。

　すると、<a href="http://images.google.co.jp/images?hl=ja&q=Spinifex&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=&sa=N&tab=wi"target="_blank">こんな感じ</a>。

<img alt="spinifex2.jpg" src="http://www.tokyopros.com/songlines/images/spinifex2.jpg" width="480" height="276" />



　「あーっ、これか」と思いました。オーストラリアの赤い大地のなかに、
ぽつり、ぽつりと、こんな草が生えている情景が思い浮かびました。

　
　では、これはどうでしょう。

______________________________________________________________

　The sun was touching the trreetops when we came to a wind-pump
　and some abandonded stock-pens.

　太陽が木々の頭に差し掛かった頃、僕たちは"wind-pump"と、もう使用
　されていない"stock-pens"にたどりついた。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『Songlines』（103ページ）
______________________________________________________________
　
　"wind-pump"も、"stock-pens"も、辞書に無いのです。


　ここで、Googleイメージ。

　"<a href="http://images.google.co.jp/images?svnum=100&hl=ja&lr=&q=wind-pump&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2" target="_blank">wind-pump</a>"は、<a href="http://images.google.co.jp/images?svnum=100&hl=ja&lr=&q=wind-pump&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2" target="_blank">これ</a>。、

<img alt="windpump2.jpg" src="http://www.tokyopros.com/songlines/images/windpump2.jpg" width="480" height="186" />



　"<a href="http://images.google.co.jp/images?svnum=100&hl=ja&lr=&q=stock-pens&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2" target="_blank">stock-pens</a>"は、<a href="http://images.google.co.jp/images?svnum=100&hl=ja&lr=&q=stock-pens&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2" target="_blank">こんなかんじ</a>。

<img alt="stockpens.jpg" src="http://www.tokyopros.com/songlines/images/stockpens.jpg" width="480" height="131" />

　
　車から降り、風車を見上げ、この塀の前まで歩いてきたブルースとアルカディの二人の
背中が、赤い夕日で照らされていた。そんな情景が浮かびました。
　

　<a href="http://images.google.co.jp/imghp?hl=ja" target="_blank">Googleイメージ</a>で英単語、おすすめです！




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    </content>
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    <title>疲れ切った威厳</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.tokyopros.com/songlines/post_31.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.tokyopros.com/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=2/entry_id=92" title="疲れ切った威厳" />
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    <published>2006-10-03T18:17:32Z</published>
    <updated>2006-10-04T16:01:35Z</updated>
    
    <summary> _______________________________________...</summary>
    <author>
        <name>Hiro</name>
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        <![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fgp%2Fproduct%2F4087520021%2Fsr%3D8-5%2Fqid%3D1159814439%2Fref%3Dsr%5F1%5F5%3Fie%3DUTF8%26s%3Dbooks&tag=azzurro-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211" target="_blank"><img alt="堕落論" src="http://www.tokyopros.com/songlines/images/darakuron.jpg" width="131" height="197" align="right"/></a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=azzurro-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1"height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />
______________________________________________________________

 'Billy Boy Mob's country,' said Mavis, rousing hereself with
exhausted dignity, as though defining her right to eixist.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『Songlines』（88ページ）
______________________________________________________________


　この意味がわかりませんでした。

　'exhasusted diginty'

　直訳すると「疲れ切った威厳」かな。もしくは「使い古された面目」。

　わからなかった理由は、僕の"威厳"という言葉に対する先入観でした。

　威厳とは、力に満ち人を圧倒するもの。それが疲れ切っているなんて変だ、
という先入観です。

　でも、ヘルナンデス先生の説明を聞いて納得。

　こんな感じの訳になるかな？

______________________________________________________________

　「ビリー・ボーイ・モブの故郷なのよ」とマーヴィスは言った。

　まるで彼女の存在意義を示すために、威厳ある態度で自分自身を奮い立た
　せようとしながら。しかし、そうし続けることの疲れを隠すことができずにいた。
______________________________________________________________


　ブルースに見抜いていたんでしょうね。マービスが、自分が重要な人物で
あるかのように振舞っても、それは、本当の自分以上に自分を見せようとし
ているだけで。そして、そうし続けていることに彼女自身がが疲れてしまっ
ていることを。

　"exhasusted"(疲れ切った)と "diginty"(威厳)。一見、相反する言葉に思
えますが、それらを繋げることで、実は物事の本当の姿が見えてくる。また、
表現されている内容の幅が広がり、読む人の想像力を掻き立ててくれるのだ
とも思いました。

　では、これに類する表現が作れないかと考えてみましたが、なかなかできず
にいます。それは、僕が物事の姿を見抜けていないからかもしれませんね。


　最近やっと見つけた表現に、こんなのがありました。


　- <a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fgp%2Fproduct%2F4121600045%2Fsr%3D8-5%2Fqid%3D1159814439%2Fref%3Dsr%5F1%5F5%3Fie%3DUTF8%26s%3Dbooks&tag=azzurro-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211"target="_blank">悲しき熱帯</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=azzurro-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1"height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /> - (レヴィ＝ストロースの著作)

　　熱帯が悲しいのとはいったいどういうことなんでしょう。
　　その背景にある物語を知りたくなりますね。


　- (戦争中の日本は嘘のような理想郷で)、
　　　ただ虚しい美しさが咲きあふれていた。- (『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/redirect.html?ie=UTF8&location=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fgp%2Fproduct%2F4087520021%2Fsr%3D8-5%2Fqid%3D1159814439%2Fref%3Dsr%5F1%5F5%3Fie%3DUTF8%26s%3Dbooks&tag=azzurro-22&linkCode=ur2&camp=247&creative=1211" target="_blank">堕落論</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=azzurro-22&amp;l=ur2&amp;o=9" width="1"height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』 坂口安吾の著作)


　　"虚しい美しさ"
　　これはいったいどんな言葉で置き換えることができるのでしょう。


　　言葉の持つ深さに、どんどんとはまって行きます。

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    <title>大陸縦断電線とアボリジニ</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.tokyopros.com/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=2/entry_id=88" title="大陸縦断電線とアボリジニ" />
    <id>tag:www.tokyopros.com,2006:/songlines//2.88</id>
    
    <published>2006-10-03T09:40:42Z</published>
    <updated>2006-10-03T16:31:21Z</updated>
    
    <summary> 1860年代の終わり、南オーストラリア郵政長官であったチャールズ・トッド がア...</summary>
    <author>
        <name>Hiro</name>
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    </author>
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.tokyopros.com/songlines/">
        <![CDATA[<a href="http://www.tokyopros.com/songlines/images/Alice_Springs_telegraph_station.html" onclick="window.open('http://www.tokyopros.com/songlines/images/Alice_Springs_telegraph_station.html','popup','width=399,height=287,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.tokyopros.com/songlines/images/Alice_Springs_telegraph_station-thumb.jpeg" width="140" height="100"" alt="Alice_Springs_telegraph_station" align="right"/></a>


1860年代の終わり、南オーストラリア郵政長官であったチャールズ・トッド
がアデレードとダーウィン間に電信線を設置することを提唱。
1872年に大陸縦断電信線（オーヴァーランド・テレグラフ・ライン)が完成。
電信線が南オーストラリアのポート・アガスタから、ノーザンテリトリー
のポート・ダーウィンまで、約2900km間に建設されたそうです。

日本列島の南西諸島を除いた長さが約3000km。ほぼ一緒ですね。

______________________________________________________________

 The Kaitiji, Arkady told me, had had the misfortune to live along
the route of the Over Telegraph Line and so came early into contact
with the white man. They also learned to make knives and spear-points
form the glass-conductors, and , to put a stop to this practice, it
was thought necessary to teach them a lesson. The Kaitiji took
revenge on their murderers.

 Earlier in the afternoon we had passed on the roadside the grave of
the telegraph operator who, in 1874, dying of a spear-thrust,
succeeded in tapping out a farewell message to his wife in
Adelaide.The police reprisals dragged on until the 1902s.

 Alan, as a young man, had seen his farther and brothers gunned down.

 'And you say he's the last one left?'
 'Of his clan,' he said. 'In this stretch of country.'

　カイティジは不幸にもオーヴァーランド・テレグラフ・ラインの建設ルー
ト沿いに住んでいたため、早くから白人と接触することとなった。また、彼
らはガラス加工の指導者からナイフや槍の作り方を学び、その正しい使い方
を教え込まれること無く、それは終了した。カイティジは彼らの仲間を殺し
た白人に対して復習をはじめた。

　その日の昼過ぎに、僕たちは道路脇にあった電話オペレーターの墓の前を
通った。1874年、槍で一突きされたことにより死亡していた。彼の妻はアデ
レードを去ることになった。警察は1920年代まで賠償金を延長した。

　若き日のアランは、彼の兄弟が銃弾で倒れるのを見てきていた。

　「そして、彼だけが最後に生き残った？」
　「そう、彼の家系の中で。この国の中で、たった一人。」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『ソングライン』(96ページ)
______________________________________________________________


大陸縦断電線建設の影で、一族を失ってしまったアラン。
そんなエピソードが紹介されていました。
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    <title>Google Earthで空を飛ぶ</title>
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    <published>2006-10-02T10:02:25Z</published>
    <updated>2006-10-03T07:08:50Z</updated>
    
    <summary> ずっと気になっていたGoogle Earthをインストールしました。 これは、...</summary>
    <author>
        <name>Hiro</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.tokyopros.com/songlines/">
        <![CDATA[<a href="http://www.tokyopros.com/songlines/images/pinegap1.html" onclick="window.open('http://www.tokyopros.com/songlines/images/pinegap1.html','popup','width=480,height=449,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.tokyopros.com/songlines/images/pinegap-thumb.jpg" width="140" height="130" alt="Google Earthで見たPine Gap基地" align="right" /></a>


ずっと気になっていた<a href="http://earth.google.co.jp/" target="_blank">Google Earth</a>をインストールしました。

これは、Google社が無料で配布しているバーチャル地球儀ソフト。

世界中の衛星写真を、まるで地球儀を回しているかのように閲覧することが
できます。アメリカ航空宇宙局のNASA World Windとほぼ同様の動作をす
るそうです。

うわさ通りのすごいソフトでした。場所から場所へ移動していいる時の様子
などは、地球儀をまわしているというより、空を飛んでいる夢を見た時の情
景と全く同じでした。感動のあまり声を上げてしまったのでした。

このソフトを使ってブルースが旅したソングラインの旅路をなぞってみよう
と思っています。

______________________________________________________________

　Flying into Alice, you see a great white globe and cluster of
　other installations.

　アリススプリングに飛んでくると、巨大な白い球体や軍事施設が密集して
　いる様子が見えるだろう。
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『Songlines』(61ページ)
______________________________________________________________


これはPine Gapを説明したこの部分ですが、Google Earthを使うと実際に右
上のような写真のような画像を見る事ができます。

すでに<a href="http://earth.google.co.jp/" target="_blank">Google Earth</a>をインストール済みの型は下記のファイルをダウンロード
してみてください。成田空港から、Pine Gap基地上空まで飛んで行けますよ。

<a href="http://www.tokyopros.com/alice_springs.kmz">http://www.tokyopros.com/alice_springs.kmz</a>

]]>
        
    </content>
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    <title>ハイレ・セラシエを思い浮かべながら</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.tokyopros.com/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=2/entry_id=89" title="ハイレ・セラシエを思い浮かべながら" />
    <id>tag:www.tokyopros.com,2006:/songlines//2.89</id>
    
    <published>2006-10-01T10:53:45Z</published>
    <updated>2006-10-02T13:58:43Z</updated>
    
    <summary> チャットウインの文章をじっくりと読むと、彼が登場人物に好意を寄せてい るのか、...</summary>
    <author>
        <name>Hiro</name>
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    </author>
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.tokyopros.com/songlines/">
        <![CDATA[<a href="http://www.tokyopros.com/songlines/images/Haile_Selassie21.html" onclick="window.open('http://www.tokyopros.com/songlines/images/Haile_Selassie21.html','popup','width=281,height=316,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.tokyopros.com/songlines/images/Haile_Selassie2-thumb.jpg" width="140" height="157  alt="Haile Selassie" align="right"/></a>

チャットウインの文章をじっくりと読むと、彼が登場人物に好意を寄せてい
るのか、それとも嫌悪を感じているのかがわかってきます。

その人に対して、心から共鳴しているのか、それとも強い反感を持っている
のか、必ずそのどちらかで、どちらでもないという人はいないようです。
もちろん、「好き」とか「嫌い」とか、直接的な言葉は使われていませんが、
彼のさりげなくでも丁寧な描写を読み進めるうちに、いつの間にかぼくも
チャットウインの「好み」に共感してしまっているようです。

ミドル・ボア駅に向かう途中、アルカディは、アボリジニの居住区にアラン
を探しに行きます。どうしても彼をこの旅に連れて行きたいようです。
アランはキャンプ地の奥から、ゆっくりと現れます。

______________________________________________________________

 'Reminds me of Haile Selassie,' I said as we walked away.

　「ハイレ・セラシエを思い出すよ」、歩きながら、僕はそういった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　『ソングライン』(96ページ)
______________________________________________________________


僕はハイレ・セラシエという人を全く知りませんでした。早速、ウイキペディ
アで調べてみました。

______________________________________________________________

ハイレ・セラシエ（Haile Selassie, 1892年7月23日 - 1975年8月27日）エチ
オピア最後の皇帝。

1916年のクーデターで実権を握り1930年即位。1936年～1941年、エチオピア
がイタリアに占領されていた期間は英国に亡命。1974年に陸軍のクーデター
で逮捕・廃位され、拘禁中の1975年に死去。

1916年ジャマイカの牧師マーカス・ガーヴィーが「黒人の王が即位する時の
アフリカを見よ。その人こそ救世主となるだろう」と予言したため、その14
年後に即位したハイレ・セラシエは中南米の黒人たちから自分たちをアフリ
カに帰してくれる救世主として崇められるようになった。ハイレ・セラシエ
は即位前の名をラス・タファリ・マッコウネンといい、この名前をとって崇
拝者たちのことをラスタファリアンと呼ぶ。

ハイレ・セラシエ1世はジャマイカを中心とする黒人運動、ラスタファリズム
において、神(ジャー)の化身であり、地上における三位一体の一部である
と信じられている。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ウイキペディアより抜粋
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ブルースが、アランからハイレ・セラシエを連想したのは、単に褐色の肌、
針金のように硬い白髪交じり髭という外見からだけでなく、アランからも神
の化身のようなオーラを感じていたのではないでしょうか。

そう思って読んでみると、ブルースと同様にこのアランという人を知りたく
なってきました。

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 'Reminds me of Haile Selassie,' I said as we walked away.
 'But grander.'
 'Much grander,' I agreed. 'He will come, won't he?"

　「ハイレ・セラシエを思い出すよ」、歩きながら、僕はそういった。
　「いや、それよりもっと威厳があるよ」
　「その通りだね」、僕は同意した。「彼も一緒に来るんだろう？」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　『ソングライン』(96ページ)
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一緒に旅をすることになったアラン。ハイレ・セラシエのこの写真を思い浮
かべながら読み進めることにしました。]]>
        
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    <title>メタモルポーシス/変身物語</title>
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    <published>2006-09-30T04:56:31Z</published>
    <updated>2006-09-30T16:48:43Z</updated>
    
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ブルースのソングラインを巡る旅がいよいよ始まります。

目指すはオーストラリアの北部ミドル・ボア駅。アボリジニ・カイティジ続
の聖地。

茶色のトヨタランドクルーザーで来たアルカディは、モーテルでブルースを
ピックアップします。突然、デザートブックストアの前で車を止め、一冊の
本を片手に店から出てきます。

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　Penguin Classics edition of Ovid's Metamorphoses. 
　'Present for you,'he said. 'Reading matter for the trip'

　ペンギン社古典シリーズ、オーヴィッドの『メタモルポーシス(変身物語)』
　「君にプレゼントだよ」と彼は言った。「この旅の参考資料になるよ」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『ソングライン』(75ページ)
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　古代ローマの詩人オーヴィッド(前43-後18)の作品。メタモルポーシスはギ
リシア語で「姿や外形の変化」「変容」「変形」。変身をモチーフにした物
語が250も含まれている。登場人物が動物や植物に変身してゆく物語。しかし、
それは外見の変化であり、その人間の本質のそのものの変化しておらず、や
がて「輪廻転生」の思想へと結び付けられてゆきます。


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　魂は、さまよい、こちらからあちらへ。あちあからこちらへと移動して、
気に入ったからだに住みつく。獣から人間のからだへ。われわれ人間から獣
へと移り、けっして滅びはしないのだ。柔らかなロウには新しい型を押すこ
とができ、したがって、それはもとのままではいられないし、いつも同じ形
をたもつことはできないが、しかし同じロウであることには変わりがない。
それと同じように、霊魂も、つねに同じものではありながら、いろんな姿の
なかへ移り住む━━━それがわたしの説くところだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　『メタモルポーシス(変身物語)』
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『Songlines』を読み進めるほどに、アルカディがどうして旅の始めにこの本
をブルースに贈ったのか、その理由がわかっていくのでしょうね。

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    <title>drainedの意味は</title>
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    <published>2006-09-29T14:13:35Z</published>
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同じページに出てきた同じ単語。でも意味は別。

　She "drained" the mug.

　彼女はマグカップの中身を"飲み干した"。

　Why were they so strong and satisfied, and so many of the men so "drained"?

　彼女たち(オーストラリアの女性たち)はどうしてあんなに力強く、そして
　満ち足りているのだろう。その一方で男たちの多くはなぜあんなにも"疲
　れきっている"んだろう。

もちろん、身体の力が空っぽになる=(イコール)疲労困憊する、と連想はでき
るのですが…


しばしば、言葉が合わせ持つたくさんの意味合いに、気が遠くなることがあ
ります。英語、日本語に限ったことではないけれど。

たとえば、コンピューター言語の一つの単語が持つ役割は一つ。複数の仕事
をあれも、これもと受け持ちはしないはず。

それに比べて、言葉が持つ力は、見た目以上に大きくて、言葉が抱きかかえ
てきた記憶は、際限もなくどこまでも広がっていて、その役割を、一つに限
定するには、時として大きな勇気と決心が必要となり。

また、時には、気が付くことなく、縄文時代のご先祖さまと同じ意味で使っ
ていたり、はるか遠くのハワイ語と同じ音を発していたり。

時間を越えて、空間を越えて、どこかで途切れることも無く、どこまでも繋
がって、いつまでも記憶を格納し続けている。

言葉は、容量無限大の超小型の記憶媒体なんでしょうね。]]>
        
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    <title>アメリも愛用</title>
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    <published>2006-09-27T18:45:41Z</published>
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チャットウィンが愛用したというモレスキンの手帳。

同社の宣伝文句によれば、チャットウインはオーストラリアの旅の前に、当
時すでに製造中止だった同手帳を100冊も買い集めたとのこと。

彼がこの100冊全てを旅に持参したかは不明だけれど…

だって、一冊200グラムとすると100冊で約20キロ。
旅の荷物にしては、手帳だけでこの重さは多すぎないか？

でもかなりの量を持参したことは確かなようです。旅立ちの朝、手帳を荷造
りしている時の記述です。

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 I showered and packed my bag. I packed a pile of my old black
notebooks. They were the notebooks for the 'nomad' book, which I had
kept when I burned the manuscript. Some I hadn't looked at for at
least ten years. They contained a mishmash of nearly indecipherable
jottings, 'thoughts', quotations, brief encounters, travel notes,
notes for stories ... I had brought them to Australia because I
planned to hole up somewhere in the desert, away from libraries and
other men's work, and take a fresh look at what they contained.



僕はシャワーを浴びた後、荷造りをした。古い手帳の束をつめた。それはノ
マドの本に関する手帳だった。原稿を燃やしてしまったが、手帳は残ってい
た。手帳の中には少なくとも10年は開いていないものもある。ほとんど判読
不可能なメモ書き、引用、ちょっとした思い付き、旅行記、小説の走り書き
等がごちゃまぜになっていた。

ぼくはこれらをオーストラリアにもってきた。書籍や日々の仕事から逃れ、
砂漠のどこかに身を隠し、手帳の中身を新鮮な気持ちで覗いてみたいと思っ
ていたからだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　『Songlines』（75ページ）
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"<a href="http://www.imdb.com/title/tt0211915/" target="_blank">アメリ</a>"も映画の中で使ってたんですねえ。]]>
        
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