「あら、仁さん」

表参道を青山方面に向かって歩き、オリエンタルバザーの手前の道を曲がっ
て少し行った所に、樹齢50歳くらいの桜の木があります。カーラ先生(写真右)
の自宅は、その桜の木の下にありました。
カーラ・ヘルナンデス(Carla Hernandez)。ETCが紹介してくれた英会話プラ
イベートレッスンの先生です。スペイン国籍、在日18年目。フリーで写真を
撮る傍ら、NHK文化センターでスペイン語を教え、英語講師の経験も長い
とのこと。
ETCに『ソングライン』を一緒に読んでくれる先生を探して下さいとお願いし
たところ、すぐに、三名の候補者を紹介してくれました。代々木八幡に住む
ジャーナリスト、以前TokyoPros.のイベントに来てくれた英国人の先生、そ
して、写真家の彼女。
英国人のチャットウインが書いた本を、日本人の僕が読んで行く過程で、も
う一つ別の国の目を通して見た『ソングライン』も感じてみたかった。そう
することで、少し複雑になるけど、三次元的な広がりが生まれる予感がしま
した。僕は、スペイン国籍のカーラ・ヘルナンデス先生にお願いすることに
したのです。
第一回目の授業は、お互いの紹介。
僕は、TokyoPros.のチラシをめくりながら、今までの活動を説明しました。
すると、彼女は一枚の写真を指差してこう言ったのです。
「あら、仁さん」
彼女はポール・スポング博士の活動をサポートしているそうで、その活動を
通して龍村仁さんとは何度も面識があるとのこと。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/OSS/
「ジャック・マイヨールは何故自殺したのかしら?」
数年前、僕がジャックの友人、知人に繰り返していたのと同じ質問を、今度
は彼女からされことに少し戸惑いながら、「龍村さんはこう言ってました」
と、龍村さんが思うジャックの自死の理由を伝えました。
「なぜ『ソングライン』を読みたいと思ったの?」
彼女が受け持つ幾人かの生徒には、彼女がカリキュラムを作って提供してい
るとのこと。授業の題材について、生徒側から提案があったのは今回が初め
てとのことで、とても興味を示し、喜んでくれていました。
僕の『ソングライン』を巡る旅、まずは一人目の旅の友です。(^-^)


コメント
ヘルナンデス先生が龍村監督と面識があるとは思いもしませんでした。なんかどこかで繋がっているんでしょうかね。ちょっとびっくりしました。そして青樹さんにはぴったりの先生なのではないかと思いうれしく思いました。
投稿者: 福本 | 2006年05月08日 12:19
ヘルナンデス先生は写真家でもあるんですよね。実は今写真を始めようと思っていまして、いろいろ相談にのってもらおうと思っています。素敵な方を紹介していただいて、有難うございました。(^-^)/
投稿者: Hiro AOKI | 2006年05月09日 02:46
ジャック・マイヨールは何故自殺したのかしら?」私も考えた事があります。そしてジャックは違う世界へ旅立ったイルカ達を迎え入れるために逝ったのかなぁと思いました。ジャックが待っていてくれたら、様々な亡くなり方をしたイルカ達もきっと嬉しいよなぁ〜。
投稿者: たかこ | 2006年06月26日 19:10
たかこさん、コメント有難うございます。
ジャックは物凄くわがままで、淋しがりやだったそうです。
「ジャックは何故自殺したのかしら?」
人がその疑問にとらわれている間、ジャックはその人の心の中に宿ることができる。
そんなふうにして、自分に対して皆からもっと思いを寄せて欲しかったんじゃないのかなあ。
つまり、ジャックはみんなに「なぜ?!」って思ってほしかった。だから逝ってしまった。
今はそんなふうに思うようになりました。
投稿者: Hiro AOKI | 2006年06月28日 10:09